5月27日の21時半にAmazonから『007 ファースト・ライト(PS5版)』が到着した。
いつもは予約しても順番待ちや在庫待ちでなかなか届かないこともあるのだが、今回は無事発売日に到着。
さっそく起動してみると、のっけからヘリ墜落、特殊部隊のような導入、無線での会話が続く。
そしてゆっくり歩く。
銃の構え方もかなりバイオハザードっぽいTPS視点で、個人的にはかなり好みだった。
ただし、肩越し視点で暗い通路を進み、静かに潜入していたと思ったら、いきなり撃ち殺されてゲームオーバー。
「あ、これ一発で死ぬのね」
と最初は少し驚いた。
しかし、その後チュートリアルや潜入パートが始まると、最初に感じた『映画みたいなゲーム』という印象が少し変わってくる。
というか、もうほぼ『007なりきりゲーム』に近くなってくる。

敵を観察し、Qレンズで位置を把握し、音で誘導して孤立させる。
各種操作も、ゲームを進めると自然に使うようになっていた。
特にQレンズやダーツフォンは単なるガジェットではなく、攻略そのものに直結する重要な要素になっている。
だから本作は、敵を倒し続けるTPSというより、『007になりきって任務を遂行するステルスアクション』として遊ぶ方が面白い。
R3しゃがみ。
L1でQレンズ。
R1でカバー。
□+×でテイクダウン。
L2+R3でスロー照準。
最初は複雑そうに感じたのだが、実際に1時間ほど遊んでみるとシンプルで覚えやすい。
ステルスゲームとして必要な操作だけが整理されている印象だった。
特に使用頻度が高かったのがQレンズである。
L1で起動すると周囲の状況を確認できる。
007らしいハイテクガジェット程度に思っていたが
敵の位置確認、巡回ルートの把握、侵入経路の確認など、潜入の基本になる重要な機能だった。
この感覚は『The Last of Us』の聞き耳モードに近い。
敵を見つけてから考えるのではなく、敵を観察してから計画を立てるゲームなのだ。さすがは007。ただのドンパチではない。
また、本作は単純に隠れるだけのステルスゲームでもない。
壺を蹴って無線を鳴らす。
わざと音を立てると敵が様子を見に来る。
結果として配置が崩れ、一人だけ孤立する。
そこへ『おりゃああああ!』といわんばかりにダッシュをして
すかさず敵をテイクダウンする。
敵を倒すというより、敵を動かして攻略する感覚が強い。
ここは『Hitman』シリーズを作ったIO Interactiveらしい。
さすがはヒットマンである。
さらに面白かったのがダーツフォンである。
最初は睡眠系ガジェットかと思ったが、なんか敵を吐き気を起こして敵を移動させるための道具だった。
敵を排除するのではなく、状況を変える。
その発想が面白い。
ただし『The Last of Us』のように見つかったら終わりというゲームではなく、本作は発見されても戦える。
というか見つかっても大丈夫な時と大丈夫じゃないパートがある。
囲まれれば格闘になるし、敵の武器も使える。
なんならスロー照準もある。
だから「見つかったら失敗」ではなく、「見つからない方が有利」という設計になっている。
このあたりはかなり遊びやすかった。
プレイしていて感じたのは、本作が普通のTPSではないということだ。
会話、街、車、仲間、任務。
こういった要素を含めて007の世界を体験するゲームになっている。
最初は映画を見ているような感覚が強いので
自分も序盤は少し眠くなったし、正直言うと
途中で寝た。
しかし潜入パートに入ると一気に面白くなる。
敵を観察し、配置を崩し、静かに侵入していく。

その瞬間にアドレナリンが出る。
また、プレイしていて思ったのが007という仕事の過酷さである。
『00』は殺害許可を持つ特殊エージェント。
国が表ではできない仕事を引き受ける存在だ。
しかも失敗しても助けてもらえる保証はない。
だから派手なスパイアクションというより、
「めちゃくちゃブラックな職場で命を張っている人」
に見えてしまう時もある。

まだ序盤だが、今回は無敵のスーパースパイというより、現場で無茶をさせられる若手工作員の雰囲気が強い。
ここから任務が増えてくれば、さらに面白くなりそうだ。
007だからドンパチTPSだと思っていた。
しかし実際には敵を動かしながら攻略するステルスアクションだった。
少なくとも最初の1時間で一番印象に残ったのはそこだった。
XBOX360時代の007シリーズも、ぜひともこのクオリティでリメイクしてほしい!!
若かりし頃のボンドもいいが、自分はやっぱり
ダニエル・クレイグ版の007が好きなのである。

基本情報
タイトル:007 ファースト・ライト『007 First Light』
発売日:2026/05/27
ジャンル:三人称アクションアドベンチャー
開発:IO Interactive(『Hitman』シリーズの会社)
対応ハード:PS5/PC/XBOX seriesX/S
※Nintendo Switch 2版は後日(2026年7~9月)発売予定




























