| 発売前に気になっていたこと | 遊んだあとの印象 |
|---|---|
| 戦闘は古く感じないか | パリィと回避を見て使い分ける戦闘になった |
| ステルスは遊びやすくなるか | 【□】で自由にしゃがめる |
| 銃は使いやすいか | 【L2】で構えて【R2】で撃てる |
| カメラ・移動 | 昔より扱いやすく感じた |
| 航海は今でも面白いか | 今でもこのゲームで一番好きなところ |
| グラフィック | 海が綺麗になり、航海時間まで楽しい |
| 変えすぎて別物にならないか | 寄り道と探索の感覚は残っていた |
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目次
- 最大の魅力は今でも航海だった
- 海が美しくなって航海そのものが楽しくなった
- 【□】で自由にしゃがめるようになった
- 【L2】で構えて【R2】で撃てるのがめちゃくちゃ自然
- 戦闘はパリィと回避を見て使い分ける
- しゃがめるようになったのに正面から突っ込む
- ステルスに失敗してもそのまま戦える
- カメラと移動も昔より扱いやすく感じた
- 戦闘後は兵士も漁る
- 変えすぎなかったことが一番よかった
- 「RE:シンクロ」という名前が少し分かった気がする
- PS5版は「ちょっと航海するか」で始めやすかった
- オリジナル版が好きだった人ほど刺さりやすい
最大の魅力は今でも航海だった
『ブラックフラッグ』を今のゲームとして作り直す。
それを聞いたとき、楽しみやった反面、ちょっと怖かった。
操作しやすくなる。
戦闘も今風になる。
ステルスも遊びやすくなる。
そこまでは大歓迎。
でも何でもかんでも変えてしまって、
「これ、ブラックフラッグじゃなくてもええやん」
となるのだけは嫌だった。
わしが好きだったのは、目的地へ向かっている途中で島を見つけて、
「ちょっと寄ってみるか」
と上陸してしまうようなゲームだったからだ。
宝箱を探して、周辺をウロウロして、船へ戻ったところで、
「わし何しに来たんや?」
となる。
あの寄り道したくなる感じまで今風に整理されたら、ちょっと寂しい。
遊んでみた答えは逆だった。
戦闘やステルス、銃操作はかなり現代的になっている。
それなのに海へ出ると、また目的を忘れて寄り道してしまう。
「ああ、これがブラックフラッグや」
わしが一番安心したのは、そこだった。

広大な海へ船を出す。
水平線の向こうへ進み、気になる島を見つけたら上陸する。
探索が終わったら船へ戻り、また次の場所へ向かう。
途中で敵船を見つければ海戦も始まる。
ゲームを攻略しているというより、自分自身が海賊としてカリブ海を旅しているような感覚になる。
わしもストーリーを進めようとして船を出すのだが、途中で島が見えると、
「ちょっと寄ってみるか」
となる。
上陸したら宝箱が気になる。
動物もいる。
周辺も探索したくなる。
そして、
「わし、何しにここ来たんや?」
となる。
でも、それでいい。
目的地へ向かう途中まで遊びになる。
ここは昔好きだった『ブラックフラッグ』のままだった。
海が美しくなって航海そのものが楽しくなった
リメイクでは、航海を支えるグラフィックも大きく進化している。
海の透明感。
波の動き。
水面へ反射する光。
遠くまで続く空。

『ブラックフラッグ』では船に乗っている時間が長い。
だからこれは単なる、
「画質が綺麗になった」
では終わらなかった。
海が綺麗になれば、移動している時間まで楽しくなる。
港町へ上陸すれば人々が行き交い、海へ戻れば波や風の音が聞こえてくる。
エドワードだけではなく、カリブ海そのものを好きになっていくゲームなんやと改めて感じた。
なんだか旅がしたくなるゲームなのである。
【□】で自由にしゃがめるようになった
操作で最初に、
「おおっ。」
となったのがしゃがみだった。
草むらへ入る。
【□】を押す。
エドワードがしゃがむ。

わかってるやあぁああん!!
今のゲームなら珍しくない。
でも旧作を遊んでいると、この「自分の意思で姿勢を低くする」というだけで操作感がかなり違う。
草むらへ入る。
【□】でしゃがむ。
敵の位置を見る。
そのまま背後へ回る。
「ここからステルスするぞ」
と、自分から潜入を始められる感じが強くなった。
最初からこれがあってもよかったんちゃうか、と思うくらい自然だった。
【L2】で構えて【R2】で撃てるのがめちゃくちゃ自然
銃も大きく変わったと感じた。
【L2】。
構える。
【R2】。
撃つ。
「あれ!?えっ!エイムしてる!」

「これや!これがやりたかったんや!」
肩越しに狙って撃つ。
今となっては定番の操作やけど、『ブラックフラッグ』でこれができるだけでかなり扱いやすい。
昔のブラックフラッグをそのまま綺麗にしただけではなく、実際に触る部分まで今のゲームへ寄せている。
「そやそや!これでええねん!」
となった。
戦闘はパリィと回避を見て使い分ける
戦闘もかなり気持ちよくなっていた。
敵の攻撃へ合わせてパリィ。
成功。
そのまま反撃。

初めてきれいに決まった時は、
「ぎゃあああ!気持ちええええ!」
となった。
ただし、何でもパリィできるわけではなかった。
通常攻撃を弾いて、
「おほぉおお!わしパリィ上手ぅう!」
となっていたところへ赤い攻撃。
「なんやこれ?」
そのままパリィ。

ズバッ!!
「ぎゃあああああ!!」
赤い攻撃は回避。
通常攻撃はパリィ。
何でも同じ操作で返す戦闘ではなく、相手を見て判断する必要がある。
ここがかなりおもろかった。
しゃがめるようになったのに正面から突っ込む
せっかく自由にしゃがめる。
草むらにも隠れられる。
暗殺もしやすい。
だが、わしは――
「うぉぉぉぉぉ!!」
と正面から走っていく。

兵士から見れば、
「なんか走ってきてるぅうう!!」
である。
会議中のリーダー格を見つける。
「お前からや!」
そのまま突撃。
斬る。
パリィ。
また斬る。
全滅。
鍵束を奪う。
これがわしのアサシン術じゃあああ!!
せっかくステルス操作が快適になったのに、結局正面から行っとる。
でも、こういう遊び方でも成立するのがええ。
ステルスに失敗してもそのまま戦える
『ブラックフラッグ』の好きなところは、潜入に失敗したから終わりではないところや。
最初はしゃがんで潜入。
途中で見つかる。
「しゃあない、全員倒すか。」
そのまま戦闘へ。
パリィ。
回避。
テイクダウン。
ステルスと戦闘が完全に別々になっておらず、その場で遊び方を変えられる。
わしみたいに潜入が雑でも遊べる。
ありがたい。
カメラと移動も昔より扱いやすく感じた
カメラ周りも、昔ほど暴れないように感じた。
エドワードを走らせる。
方向を変える。
敵へ向く。
「思った場所へちゃんと動く」
という感覚が強い。
昔のゲームを久しぶりに遊ぶと、
「こんな操作重かったっけ?」
となることがある。
今回はそういう古さをあまり感じなかった。
画面が綺麗になったことより、この操作感の変化の方がわしには大きかった。
戦闘後は兵士も漁る
正面突破が多いので、戦闘後は倒した兵士も調べる。

レアルや治療薬を持っていることがある。
倒す。
漁る。
治療薬を補充。
また戦う。
だんだんアサシンというより強盗になってきた気もする。

変えすぎなかったことが一番よかった
ここまで遊んで感じたのは、何を変えるかだけではなく、何を変えないかもかなり大事にしていることだ。
戦闘は遊びやすくなった。
ステルスも変わった。
銃操作も今風。
カメラも扱いやすく感じる。
それでも、
船で海へ出る。
島を見つける。
寄り道する。
探索する。
敵船と戦う。
また船へ戻る。
この『ブラックフラッグ』の基本的な楽しさは残っている。
発売前は、
「今風にしすぎて別物になったら嫌やな。」
と思っていた。
実際は逆だった。
古く感じるところは変える。
今でも面白いところは残す。
遊び始めてから、その心配はかなり薄れた。
「RE:シンクロ」という名前が少し分かった気がする
発売前から気になっていたのが「RE:シンクロ」という名前だった。
アサシンクリードにおける「シンクロ」は、祖先の記憶を追体験する世界観と関係している。
だから単なるリメイクとは違う言葉を使ったのが気になっていた。
遊んでみて、わしの中では少し意味が見えてきた。
昔の『ブラックフラッグ』を別物へ作り直すのではない。
昔遊んだ時の感覚を、今の操作や技術でもう一度遊べる形へ合わせ直す。
航海。
寄り道。
海賊として旅する感覚。
そこは残す。
戦闘、ステルス、銃、操作は現代向けにする。
「あの頃遊んだブラックフラッグを、今のゲームとしてもう一度遊ぶ」
わしには「RE:シンクロ」という名前が、そんな意味に思えてきた。
PS5版は「ちょっと航海するか」で始めやすかった
今回はPS5版で遊んだ。
画質だけではなく、すぐ起動して遊べる気軽さも『ブラックフラッグ』に合っていた。

「ちょっとだけ航海するか」
と始める。
島を見つける。
上陸する。
宝箱を探す。
船へ戻る。
また別の場所が気になる。

全然ちょっとで終わらん。
自由に寄り道できるゲームほど、「遊びたい時にすぐ始められる」ことの恩恵は大きいと思う。
オリジナル版が好きだった人ほど刺さりやすい
遊んだ印象では、特に相性が良さそうなのはオリジナル版『ブラックフラッグ』が好きだった人。
昔好きだった航海や探索は残っている。
その一方で、操作や戦闘、ステルスには今のゲームらしい遊びやすさが入っている。
「昔好きだったけど、今やると操作が古そう」
という人にはかなり合いそうや。
シリーズ未経験でも、海賊もの、航海、探索、寄り道できるゲームが好きなら入りやすいと思う。
ただ昔の『ブラックフラッグ』を綺麗にしただけではない。
操作はちゃんと今のゲームになっている。
でも海へ出ると、
「ちょっとあそこ寄ろか。」
となる。
そこは昔のまま。
「もう一度この海へ帰ってきてよかった。」
と思えた。
『RE:シンクロ』。
いい名前じゃ。
そして、いい出来である。
【攻略記事はこちら】

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