世界をただ『置いてる』だけのゲームだった『Gothic 1 Remake 体験版②』レビュー・評価
  • 世界をただ『置いてる』だけのゲームだった『Gothic 1 Remake 体験版②』レビュー・評価

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    前回はのっけから村人をぶん殴り、ぶっ殺されるという

    さんざんな結果に終わったが、

    今回は外に出られるということでまたダッシュで外に出てみた。

    今回はRTX5070を使ってみたが

    画質はかなりきれいだ。ちょっと見惚れてしまう。


    ★舞台は巨大な結界に閉じ込められた流刑地である

    主人公は勇者でも英雄でもない。囚人である。

    いきなり『コロニー』という世界に放り込まれる。

    さてこれから何をやるゲームなのかと説明を待ってたところ。

    「ほな、生きろ」

    そんな感じである。ガイドもへったくれもない。

    ドラクエで例えるなら

    単に主人公が村人で、『アレフガルドに置き去りにされる』

    といったゲームである。なんというひどい話だ。

    説明は少ない。目的地マーカーもない。ガイドもない。

    おまけにオートセーブもない。

    おまけに『Gothic』には最初から助ける人がいない。

    狩りに誘われた。ついて行った。

    死んだ。

    終わりである。

    このゲームは最初からプレイヤーを守る気がない。

    道端で転んでも誰もいない。

    死んでも誰もいない。

    セーブを忘れても誰もいない。

    『ちょっと!不親切すぎないですか!?』とぼやいてみても

    この世界には不親切な人すらいない。

    それが『ゴシック』の世界である。


    ★ミートバグを倒す

    というわけで世界観がちょっとわかったので

    その後は少し真面目に遊んでみた。

    最初に倒した敵は『ミートバグ』だった。

    経験値は10XP。派手な演出もなく、踏んだらつぶれたって感じ。

    レベルアップもしない。

    その後、炭鉱でモールラットを倒した。

    矢を拾った。つるはしを拾った。40XP

    『自由…と言っていいのか?これは』という疑念を持ちながらも

    なんか気になるゲームなのでもうちょっと続けてみる。


    秘密基地を作りに行く感覚

    『『自由とは一体何なんだろう?』

    ゴシックを遊んでいて思い出した。

    子供の頃の秘密基地遊びである。

    駄菓子屋へ行ってもいい、本屋へ行ってもいい。

    マルナカに行ってもいい。

    友達の家にいきなり行ってもいい。

    子供の時の遊びなんてそんなもんだ。

    誰も指示しないし、誰も導かない。

    だから自分で決める。

    その構造に『Gothic』もよく似ている。

    洞窟がある。モンスターがいる。

    人がいる。クエストがある。

    寝床がある。といった感じで

    ただ置いてあるだけ。

    そこへ行くかどうかはプレイヤー次第だ。

    だから発見したことが妙に記憶に残る。

    世界に放り込まれたら、

    プレイヤー自身が世界へ関わらなければならない。

    だから発見が自分のものになる。

    洞窟を見つけたのも自分。

    モンスターを倒したのも自分。

    寝床を見つけたのも自分。

    その積み重ねが、

    子供の頃の秘密基地遊びみたいな感覚につながっている感じはした。


    ★「ゲームを攻略している」のではなく「世界を覚えている」

    そもそもこのゲーム、攻略している感覚があまりないのである。

    最近のRPGなら、

    「次はここへ行ってください」

    「この人に話してください」

    「このアイテムを取りましょう」

    と、ゲーム側がどんどん案内してくれるが『Gothic』は違う。

    気付いたら、

    「あの洞窟どこやったっけ?」

    「あの感じ悪いおっさんどこにおったっけ?」

    「炭鉱へ行く道こっちやったよな?」

    みたいなことを考えてて、

    『攻略情報』というより『地理』を覚え始めるのだ。

    ゲームのシステムを理解するより先に、

    世界そのものを覚えようとしている。

    まるで知らない町へ引っ越してきた人みたいである。


    ★世界がプレイヤーに興味を持っていない

    『Gothic 1 Remake 』の世界は自分に興味を持っていない。

    ドラゴンクエストの主人公は特別な存在である。

    勇者だったり、選ばれし者だったり、伝説の血筋だったりする。

    しかし『Gothic 1 Remake 』の主人公は

    本当にただの囚人である。

    誰も歓迎せず、誰も期待しない。

    誰も助けてくれない。

    だからこそ、

    『おいおい、あの魔物なんや!?』

    『モールラット?っていう名前なんかいな』

    『あれ、攻撃してくるんかな?』

    『勝てるんやろか?』

    といった感じの初対面感があるから

    『モールラット』を見つけて倒しただけでも少し楽しい。

    つるはしを拾っただけでも覚えている。

    そういった感じで当たり前の行動なのに

    『Gothic 1 Remake 』の世界が妙に気になってくるのである。


    ★今でこそ最近の定番と逆行としたゲームを。

    『Gothic』の原作は2001年のゲームだ。

    今遊ぶと古い部分も当然ある。不便な部分もある。

    しかし、最近のゲームのように、かなり遊びやすく整備されたりしてるのに慣れてるとあまり味わえない感覚がある。

    『ダークソウル』『SEKIRO』といった感じの便利さを削った結果、よりも更に上の感じのゲームが『Gothic 1 Remake 』だ。

    今の時代に『Gothic』リメイクしてきたのもなかなか面白いかもしれない。この不便すぎる『Gothic 1 Remake 』というゲームがプレイヤーにどう刺さるのかは結構見ものである。


    置いとくだけのゲームだった。

    遊んでいて気付いた。

    このゲームは自由度が高いのではない。

    ただ、『コロニー』という舞台を置いてあるだけなのである。

    洞窟を置く。モンスターを置く。人を置く。

    クエストを置く。

    そこへプレイヤーを放り込む。

    道にいるおっさんに話しかけるのも、うしろからいきなりどつくのもプレイヤー次第。

    自分は勇者ではない。

    ただの囚人である。

    しかし、その感覚が妙に新鮮だった。

    ただ、このゲームは景色や空気感も魅力だと思うので、遊ぶならPS5や高性能PCの方が向いている気がした。


    ★『Gothic 1 Remake』は自由なゲームではなかった。

    不親切なゲームというわけではなく、

    ただ世界を置いてあるだけのゲームだった。

    言っている意味が分からないかもしれない。

    でも遊んだら分かる。

    気が付くとモールラットを追いかけ、寝床を探し、

    コロニーを歩いている。

    そんなゲームあるだろうか?

    なんか魅力的なゲームである。


    前回の記事はこちら

  • プレイして遊んだら村人に一撃でぶっ殺された話『Gothic 1 Remake 体験版①』レビュー ・評価

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    ★『Gothic 1(ゴシック1)』というゲームはご存じだろうか?

    わしは全然知らなかった。

    ただ、どうもちまたでは、

    「オープンワールドのご先祖様」

    と呼ばれているゲームらしい。

    そもそも、わしはオープンワールド様には日ごろからお世話になってるので『これはお参りに行かないといかんやつや!』と思って急いで、STEAM版で配信されてる体験版を遊んだ結果、

    開始5分で村人に殺された。

    そもそもこの『Gothic 1(ゴシック1)』というゲームは

    ★2001年のRPGらしい

    ★ドイツのゲームらしい

    ★主人公は囚人らしい

    ★派閥があるらしい

    なんか見た目がベセズダの

    『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』にしか見えんけど

    その程度の知識しかなかった。だが、

    『あのGothicがなんとリメイク!?』

    みたいな記事がどうも気になったのだ。

    自分だけ知らないのがちょっと嫌というか。

    最近のゲームは発売前から情報が大量に出るが、このゲームは逆に何も知らない。知らないから余計気になる。

    ちなみにダウンロード専売ソフトらしいので、とりあえずSTEAM体験版をダウンロードして遊んでみることにした。

    いつも通りROG ARRY Xで。


    ★『Gothic』ってそもそも何のゲームなんだろう?

    体験版を遊ぶ前に少しだけ調べてみた。

    『Gothic』は2001年に発売されたドイツのRPGで、海外ではかなり有名な作品らしい。

    いわゆる剣と魔法のファンタジー世界なのだが、

    主人公が勇者ではない。

    普通のRPGだと、

    「選ばれし者」「伝説の英雄」「特別な力を持つ存在」

    から始まることが多いけどGothicは違うみたいである。

    囚人である。

    ちなみにオブリビオンも囚人。なんか知らんけど捕まってるとこからよく始まるな、どれも。

    『Gothic』体験版はどうも前日の話らしい。

    なんの?

    そもそも世界を救う前にまず自分の立場が危うい。

    どうやら結界によって閉じ込められた巨大な流刑地のような場所で生活するらしいので

    王国でも学園でも冒険者ギルドでもない。

    囚人社会である。


    ★自由度を試そうとして失敗した。

    体験版を始めてみる。

    グラフィックは最近の感じで綺麗である。

    オークに襲われるシーンがあるらしい。

    しかし、わしはオークに会う前に村人に殺された。

    わし『この家で寝てええか?』

    ディエゴ『だめだ』

    なんやこいつ、いきなり冷たいのう…

    ははぁん、だがこのゲームは自由度は高いらしいみたい

    じゃねぇか。

    『だったらやってやんよ!!』

    そう思った自分は近くにいたディエゴを殴った。

    すると怒られた。

    さらにベジータの殴り方で殴った。

    そしたらなんかバグか不具合で小屋の中にディエゴがワープした。(体験版はバグがある模様)

    小屋に追いかけて、『よし行ける!』と思って追いかけて

    たたみかけようとしたら

    カウンターパンチ1撃で殺された。

    開発陣『体験版ありがとうございました。』

    わし『いやいや…。』

    まぁ、でも、当たり前である。

    突然知らない人間が殴りかかってきたら普通は反撃する。


    ★世界が主人公中心に回っていない

    最近のゲームでは主人公補正があることも多い。

    だが、自由性があるゲームでも主人公だから多少無茶をしても許されるわけでもなく大体、警備兵が来る

    罰金を払う。牢屋に入る。

    そんな流れになる。

    しかしGothicは違った。

    殴って、殴り返されて、死ぬ。

    非常にシンプルではあるが、

    『戦える選択肢』というのがある。

    だが、このシンプルさが妙に気になった。

    自分は勇者ではない、英雄でもない。

    囚人である。

    だから周囲も特別扱いしてくれない。

    むしろ

    ディエゴ『お前、誰だ』

    わし『お前こそ、誰や』

    という空気の方が強い。

    この世界では自分が中心ではない。

    世界の中に放り込まれた一人の人間でしかない。

    そんな感覚があった。


    ★オークより人間が怖い

    体験版なのでまだ少ししか遊んでいないが

    オークより人間が怖い。

    問題は人間であり、すでに同じ村にいる。

    会話もする。しかし

    空気が荒い。

    優しく迎えてくれるわけではない。

    特に囚人社会という設定もあってか、

    全体的にピリピリしている。

    「新入りだから舐められてる」

    といった転校生みたいな、そんな雰囲気を感じた。

    最近のゲームではなかなか味わわない空気である。


    ROG Ally Xでは少し重かった

    今回はROG XBOX Ally XやLegion go2で体験版を遊んでみた。

    あくまでも体験版の話である。製品版は1280でまぁ動く。

    体験版は1600pではかなり重い印象だった。1280に下げても
    低いとこでフレームレートが17しか出てない。

    かなり重い作品っぽい。RTXでも3070TI 推奨っぽい。

    さらに解像度を変更すると操作がまた不安定になった。

    ゲーム側の問題なのか体験版だからなのかはわからない。

    画質は昔のゲームのリメイクとは思えないほどきれいで

    現代的だが、ROG XBOX ARRY Xを使っても解像度1280でも重い。

    これはPS5かRTXのええやつとかでゲーム用の椅子に座って腰を据えてコーヒー飲みながらどっしりやらないといけないのだなという理解をした。個人的な感想だけど。

    買うのならすぐ起動できて遊べるPS5版の方がいいかもしれない。なんかきれいだし、わしはPS5Rroで買う。

    携帯ならPSportalもあるし。発売7月に延期したけど。


    ★感想まとめ

    今日は『Gothic 1 Remake 体験版』を遊んでみた。

    最初の感想は、

    「自由度が高いゲーム」

    というより、

    「世界がプレイヤーに優しくないゲーム」

    である。

    そしてそれが妙にハマるのかもしれない。

    村人を殴ったら殺された。

    それに主人公は勇者ではなく、英雄でもない。

    囚人である。

    だから世界も容赦しない。

    まだ体験版を少し触っただけだが、なぜ20年以上語られているのか。

    とりあえず次に遊ぶ時は村人を殴らないようにしたい。

    いや、でも殲滅癖で殴るかも。


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